和歌山県串本町にある民間小型ロケット発射場を運営するスペースワン(本社・東京)は26日、初めてのロケット打ち上げを3月9日午前11時から正午の間に実施する計画を発表した。今後、内閣府への申請を経て正式に決定する。成功すれば、民間が運営する発射場としては国内初となる。
同社の幹部が、串本町で開かれた地元自治体など関係機関の会合で「準備が進展し、見通しが立った。3月9日に打ち上げることをめざす」と説明した。ロケットには政府の小型衛星を搭載する。
1号機の打ち上げは当初、2022年3月末をめざしていた。だが、新型コロナウイルスや国際情勢が影響して部品調達が遅れるなどしてこれまでに計4回、延期された。
同社によると、必要な部品が…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル